蛙の目借時

なんとなくなんでもなく

ごきげんよう

今日見た映画「首」

 火曜日は会員サービスデ~♪

【今日見た映画に3行コメント】

首、切られまくって飛びまくってました。

「首」

・信長支配の下、本能寺の変に至るまで。大体みんな知ってるだろ? って感じで殊更な説明はなしの戦国の人々の右往左往が描かれていました。たいへんだ。

・堂々たる日本の本格時代劇。と同時になんかしょーもないおふざけやってるな~とも思う。物凄いものを見た、見せられた。ずっと狂気の信長が どーせ生まれた時から人生ぜ~んぶ遊びだわ! とかいうセリフを言ってたの、そうなんだろうなあ。どうせ全部死ぬまでの遊びだ。

・海外の大作とかで、本国の人が見たらもっといろいろわかってて面白いのかなあと思うことがあるけど、これは、私、日本で生まれ育ちまして同時代なわけですから、何かと思うこと多々ありで、よっしゃ~今私めっちゃ楽しんでるって満足感があった。もちろんもっと詳しい人はもっと楽しいのかもしれない。歴史とかキャストとか。凄かったです。

 

加瀬亮信長さまの酷さ、最高のさいこうで凄い大好きだった。こわい~酷い~。
西島さんの光秀。遠藤憲一さんの荒木村重。いやあ~。良かったです。

監督、原作、脚本、秀吉を演じる北野武。凄い。本気でこの人の頭の中どうなってんだろうと思う。凄い。

 

 見終わっていくつか、監督のインタビューだとか読みました。ノーラン監督の名前出てたのあって、なんとなく私もノーラン監督みたいだなあと思ったの、そっかと思う。

 映画監督って、映画という世界を創り上げる神の存在である、神としてのノーラン監督だよなあというイメージがあって、北野武監督もそうであるような気がした。まー北野作品をあんまりちゃんとよく見てないんだけれども。イメージ。自分の「世界」を作れる人。その時神になれる人。うまく言えない。でも、神の所業を見たって気持ちになったよ。こわ。

 

 ヘンだしおもしろおかしかったんだけど、圧倒的で、エンドロールの時うっかり涙ぐんでしまった。北野武を映画の世界に引き込んだのは大島渚で、戦場のメリークリスマスで。あれから幾年月。巨匠北野武監督だ。大島渚に感謝、と、勝手に感動感激してしまった。好きです。

 

 

 ところで今朝の散歩。昨夜は満月でしたね。

西の空、満月よ。すごく拡大したのでひどい画質ですが。

 今日は全然寒くなかったなあ。気温差にやられる……。体調に気を付けなくては。無理をしてはだめ。ほどほどに元気をキープしたい。

 cheerio~☆