今日見た映画「クーリエ　最高機密の運び屋」

　会員サービスデ～の映画の日～♪

【今日見た映画に３行コメント】

f:id:itiharu:20210928174912j:plain — スパイ映画はときめきますね。

「クーリエ：最高機密の運び屋」

・実話ベース。1960年代。キューバ危機の頃。ベネたん演じるセールスマン、東欧あたりによく仕事にいっていることから、ソ連のスパイとの接触のつなぎ役にとCIAとMI６に頼まれて、って最初はちょっとだけのつもりが深みに、という転がり方が見事。というか実際ご本人の映像もラストにはあって、マジでこういう、スパイの世界に巻き込まれる一般人って感じで、世界の危機が変わったってことなのかよと。すごい。あ、まあ、実話ベースのフィクションだよね。でも大まかには実際こういう出来事が、あったんだなあ。

・当然映画なのでお話できているわけですが、派手な演出はなく、抑えて抑えて、なんかこう、そうだったのかもというリアリティと、けれどスタイリッシュでとても良かった。面白かったわー。好き。

・大国がにらみ合う冷戦時代っていうのもまあ最悪だけど、どうなんだろうなって思ってしまう。冷戦時代が終わってのち、今、小さな内戦とか少数民族とかいろんな国内、諸国の分断とか、やはり平和な世界というわけでもなく。いや。うーん。それでも、平和のためにと命をかける人がいて、世界は少しずつ良くなっている、良くなっていくと信じるよ。

　もうじき００７って気もそぞろですが。こういうシビアでリアルなスパイものっていうのも痺れるかっこよさです。好き。先に見られて良かった。ダニクレ版になってから００７もかつての荒唐無稽よりはシビアになってきてるとはいえ、まあ、やっぱ、全然別物だよね。映画の夢だからいいのだ。

　今朝は朝散歩をサボり。午前中散歩的に映画館まで小一時間歩いて行きました。