蛙の目借時

なんとなくなんでもなく

ごきげんよう

今日見た映画「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」

 どんよりお天気、気分も落ち気味ながら、映画に行ってきました。

*ネタバレ的かもしれないし、結構愚痴入ってます。

【今日見た映画に3行コメント】

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梅雨時にぴったり。

「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」

・クラシカルな雰囲気でこれはいつの時代の映画よ、と一瞬思わせられる。普通にスマホ持ってて、あ、現代なんですねと思う。しかし監督の自己投影がシャラメってすげーな。おかげでというかなんというか、ずーーーっとギャッツビーが喋っててモノローグしててシャラメたんを堪能しました。うまい。

エル・ファニング演じるアシュレー。かっわいい。きらきらくるくる表情も仕草も弾ける可愛さ。とりすましてにっこり、って可愛さじゃなくて、酔っ払って変顔もいっぱいの、あ~こんな子が側にいたら目が離せないな~仕方ない~って思わせる可愛さ。エル・ファニング可愛い~。でも、ちょっとツライ。

・私はウッディ・アレン監督って有名~とは思いつつ、ちゃんと映画見たことない気がする。なんとなく、見たいと思ったことなくって。今回もティモシー・シャラメじゃなかったら見に行かなかっただろうし。そして多分ちゃんと見たの初、で、やっぱ、あー私の好みじゃないな合わないんだな~と思った。意地悪なんだな~。こういうのをシニカルでおしゃれ、みたいには私は思えないんだな。

 

 正直、me too の時のあれこれで、監督への先入観もってしまってるし。この作品も本国では公開なしになって、シャラメもファニングも出たことを後悔してるだかなんだかでギャラは全額寄付にしたとかなんとか、そういうのを知って、あーー日本ではしれっと公開になって、いいのか。見に行っていいのか。という葛藤があっての、鑑賞なので、まともに見られてないかも。それに今朝ツイッターでまたちょっとうんざりすることを目にしてしまった後に行ったので、いっそう、はー、この映画見に行っていいのかなあと、鬱々と思ってしまった。

 でも、ニューヨークの街は素敵でティモシー・シャラメエル・ファニングもすごくよくてうまくて。お、ジュード・ロウだ。全然ハンサムじゃない役だ。お、ディエゴ・ルナだ、うむうむ、可愛いセクシーだ。と、楽しめた所もいっぱいある。

 けどこの都会の金持ちたちのスノッブさみたいな雰囲気を、楽しめる気分じゃなかったよ。悪い意味ばかりに読み取ってしまった。駄目だな。

 

 やれやれでした。