蛙の目借時

なんとなくなんでもなく

ごきげんよう

大河、鎌倉殿。これぞ人の心をうつ演説、見せてもらいました


 日曜日は大河の日~♪

 
 12/11(日) 第47回「ある朝敵、ある演説」


 上皇様、院宣出しすぎ~~。
 今回も細々とオモシロポイントもありましたが。「さ・が・れ !?」とかさ~~~。

 

 でももう何も言えない。政子、よかった。政子の演説、本当に本当に凄い良かった。痺れる。小池栄子、神々しかった。尼将軍っ、ついていきますお守りします!!!! おおーっ!!!!! って、なっちゃうよねえ。凄いよねえ。

頭巾(?)、紫色のにかえてきてて、一層格式高い感じ。従三位ですわ。美しい。

御家人たちよ。坂東武者たちよ。


 大江殿に、皆の心動かす文章書いてねって急いで書かせて、読み上げかけて、でもやっぱりそれは捨てて、本当のほんとの事を言って、誤魔化さず、小四郎の首一つを要求されているけれど、でもそれでいいの? 西の言いなりになるの? そんなのお断りでしょ!? 坂東武者の世を作ってきたよね!? って、言う。

 

 もう覚悟を決めた小四郎を、でも失いたくないってことなんだよねえ。前回は実衣ちゃんと二人だけになっちゃったっていってたけど、やっぱり家族は家族で。小四郎が何よりも鎌倉を大事に思ってやってきたって、わかっているし。


 これは北条家の物語であった、と、このラストに向かって改めて思い出しました。
 伊豆の小さな豪族、北条家の、家族の物語。こんなところまできてしまったけれど。
 
 演説が上手いって心底凄いし怖いことだと思い知りました。凄い。
 ほんとは冷静に合理的に、小四郎が心を決めた、自分の首で鎌倉を守るという答えがベストなはず。でも、政子の言葉にみんなが動いてしまう。あれは動いてしまうよなあ。わかる……。

 

 小四郎、これまでの人生思い出して。俺なんか凄いことになってるなって、もういいじゃないかってなるの、ここ最近の闇に沈んだ小四郎じゃなくて、今回、人間らしさある小四郎になってた。また背中から撮っての語りで、それから振り返って顔見せてくれて、小栗旬小四郎、お前、小四郎ってば;; 良かったよ。


 かっこよすぎって実衣ちゃんに言われちゃう。かっこいいままで終わらせないって政子に言われちゃう。かっこいいもんな~っ。
 これはあれですね。そのキャラクタの死の前に、人間味増して、愛嬌増して、ますます好きにさせてからの、死ですね……。来週最終回だもんね。わかってるけど;;

 

 でもほんと、北条家の物語で家族の物語で、そこに入れなかったのえさんが、ぎーっってなるのもホント、わかる。あそこの血縁に入れなかった感じ、つらい;;

のえさんにだって家族を思う心があるんだよ~小四郎~~。わかれよバカ;;


 
 平六はさ~。またうまいこと立ち回っていた。院宣もらって、よし、ってなってたけど、なんだよみんなに出してんのかよ俺一番じゃねーのかよ、って感じからの、真っ先に小四郎にバラすのうますぎる。
 ほんと面白い、いい役ですね、三浦。面白かった。

三浦館は陰謀寄ってくるけど、平六のバランス感覚ですいっと生き延びるの凄い。

 

 

 太郎が頼りにされて、太郎も父を守る気満々で。あの小さな、頼朝のものだった仏を返したの、神仏など気にしない小四郎を、そうはいっても守ってもらわないと、という心配だろう。一応鎌倉時代的には、神仏、信心あつかったのだろう、ね。だよね。小四郎。守られてくれよ;;

運慶が彫っているであろう仏像も。頼朝の形見の小さな仏像も。小四郎を守ってくれるのか、くれないのか……。


 政子の演説に、泣いちゃったじゃん小四郎。弟だもんねえ。生きろ;; 

 でも来週最期だねえ;;
 太郎。後の世を頼むよ……。
 あ、あとトキューサ、今回も愛嬌でしたね。自覚あるのね。うんうん。きみはそのままでいてくれ。強いぞ。

 次回。戦だ。楽しみです;;;;;;