日曜日は大河ドラマの日~♪
10/23日 第40回「罠と罠」
なんか西の方の不穏なたくらみなのか、謎の謀反の兆しがありました。
泉のなんとか、誰も良く知らない男にそそのかされて、御家人たちの不満が煽られてってのが、ま~ね。ドラマですねえ。謎の男。
で、その中に、和田殿の息子や親せきも名を連ねていて、和田殿が、俺の顔に免じて罪を問わないでやってくれよ~みんな本気じゃないんだよ~ちょっと一緒に話を聞きに行っただけなんだよ~、と、むしろ被害者と小四郎に訴えるわけです。
たぶんそれはホントで、でも御家人たちの不満があってくすぶっているのもホントで。鎌倉に平和は遠い……。
和田殿が、俺の顔に免じて許してやってくれよ~、も、愛嬌ある和田殿、シンプルに身内大事とか、仲間大事とか、いい人なんだけどそれは、かつて父上がやってた事だよ。それが高じて小四郎は父を排除せざるを得なかったことだよ。和田殿……。わかってない。わかんないもんかなあ。でも和田殿だもんなあ。わかんないかあ~。いい人だもんな~~~~っ。
で、なんとなく小四郎も、まあ今回はいいか、ってところまで落ち着くんだけど。さんざん和田殿たきつけて排除させようと煽っておきながら、いったん、ね。尼御台もがんばったし。実朝くんも和田殿好きだしかばうし。
ほっとして、じゃあちょっとすごろくして遊ぼうぜ、って和田殿が御所からなかなか帰らないから、和田殿の館では、すわ、と、戦支度が進められていく。
平六をとめろ、っていった小四郎の命令も届かず。
政子、今回も素敵でした。小四郎くんを叱ったり。平六を呼びつけて、見返りを聞かれた時に宿老にとりたてますと餌を用意してた。私は尼御台ですよ、と言ったのかっこよかったなあ。ぬけぬけと見返りを求める平六もすごい。
実朝くんちに世継ぎができないの、実衣はせっつくんだけど、政子はまあ仕方ないことは仕方ないし、という余裕もって見てたのよかったし。
尼御台にも言われて和田にはつかないはずだった平六。でも巴に起請文書けってつめられてしまう。巴さん、さすが戦う女ですごい、いいんだよ。いいんだけど、でも、待ってっっっ;;
起請文で誓約って、あんなふうに、書いて、燃やしてそれを飲むのかあ。儀式をビジュアルで見られて面白かった。
あちこちでのすれ違いがまた悲劇を生むんだねえというドラマで、見ていてまんまと翻弄されました。和田殿、いいやつで、実朝くんにとっても大事で、安らぎの場所だったのに。仲良くすごろくして遊んじゃおっていうのが裏目に;; すぐに館に帰ってみんな大丈夫だよーって解散させておけば……。辛い;;
和田殿が、御家人の中で強くて、人望集めて、だからこそ鎌倉殿にとって目障り、という、小四郎が思う様が、かつて上総介を追いやった頼朝と同じ、という。辛い……。あの時小四郎は頼朝を止めたかったし、上総介の死にあんなに泣いたのに。
今だって和田殿を嫌いなのではないと、トキューサにも言われてたし自覚もあるのに。
だから、まあいっかってなって、避けられるはずの戦なのにっ。
次回はまた……。
途中、実朝くんが妻をつれて遊びにいったところに占いおばばがいて、また妻と占いみてもらったりしてた。コミカルなムードではあるんだけど。
みんな死ぬとか由比ガ浜に髭面の首が並ぶとか予言するんだよ……。
私は、ツイッター見たりもして、あんまり歴史知らないながらも予感に震えて見てるわけですが、ちゃんとドラマの中に、こういう占いみたいな変則技入れて、あんまり歴史しらなくても先の予見見せてからの、悲劇へ雪崩れ込むの凄い上手い。
先を知らなくてびっくりするのもいいけど、歴史あっての大河ドラマなので、もうある程度は、くるぞくるぞと怯え震えながら待たせて一週間心つかんで離さないのよ。辛い。うまい。おもしろすぎる。音楽も盛り上げるよねえ。
来週も、楽しみです;;;;