蛙の目借時

なんとなくなんでもなく

ごきげんよう

大河、鎌倉殿。政子~っ


 日曜日は大河の日~♪

 ついに12月、昨日もどっぷりハマって見ました。

 12/4(日) 第46回「将軍になった女」

 

ここまできてしまった。


 実朝が亡くなり次の鎌倉殿は。そこに実衣ちゃんが食い込もうとして陰謀しようとするんだけど、相談相手が三浦義村ですよ。平六~~~。そいつはダメなんだよ実衣~~~っ。
 案の定平六は小四郎と通じていて、むしろ実衣がそうするならさせろと煽っていたかのようでした。争いの火種をあらかじめ潰しておきたいんだね小四郎……。実衣の息子は源氏の流れを継ぐものだから……。 
 謀反になるまでもなくあっというまに潰されてしまったのでした。

みんなの可愛い妹、実衣ちゃん。でも彼女にも彼女の思惑がある;; でも;;

 で。
 実衣の処遇をどうするかというところが話のメインだった。

 綺麗でしたねえ宮澤エマ。硬い表情で涙がこぼれるの、素晴らしい。
 政子に、あなたが関わったなどと絶対に認めてはダメと念を押されていたけど、手紙とか見つかったりして、もういい、と実衣は自分のかかわりを認める。息子亡き今、もうどうでもいい、となるのもわかるけど。
 捕らえられて、でもおなごの首をはねたりはしないようですが、とか。

 

証拠見つかって困っちゃう太郎。困っちゃうよねえ;;;;

 

 どういう刑罰にと話し合う時、謀反の関係者なら首になるけど、でも身内だし女だし、とみんなが苦悩する中、小四郎はもう面倒だから首をはねてしまえって言うし~~~っ。政子は怒るし。トキューサは、え、耳をそぐのはあんまりだからせめて耳たぶだけにとか言うし~~~。笑っちゃうけど泣いちゃうぜ。見てるこっちのメンタルが揺さぶられまくりよ。

 政子に、死にたい、息子に会って謝るとかいうのも、去りかけた政子につい縋って行って、死にたくないとこぼすのも、どちらも実衣の本音だよね。苦しい。追放されて仏門に、くらいに思っていたか、でもいつまでも囚われていて、不安に押しつぶされてるよね。辛い。

 

 で。
 次の鎌倉殿に迎えるはずだった西のお方のこと、上皇様の方ものらりくらりと焦らすし。
 トキューサが使者になっていって、蹴鞠で決めようぞ、って上皇様と蹴り蹴り対決。

上皇様、こわいし嫌だ~。
トキューサ、ほんと君は癒し……。うまい。トキューサはトキューサで凄い男だよ……。

 
 これちょうど今年今時分はW杯のころですねってとり入れて作ってるのかな~。日本代表がどうなってるかわからないだろうけど、今まさに盛り上がってて、すごい。持ってるな~。

 兼子さま采配で引き分けってことになって。あと慈円も勝手に動いて? 親王ではないけど別のいい人を出すということで決着。よかったね。

 

 親王の代わりにやってきた子、三寅くん、二歳の子がやってきたわけで、執権殿が権勢をさらにふるうということになるのを抑えるように、政子が、私がやると宣言しました。

 その前に、施餓鬼っていうのをやって御所の外の人々、民の暮らしを見たいとか触れ合いたいとかで、政子は自分なりの役目、政をやると進むのねえ。貧しい人々は貧しいながらもなんとかたくましく生きていて、尼御台、大変ですねってむしろ政子を励まして。夫頼朝を亡くし、子どもや孫である鎌倉殿を亡くしてて尼御台たいへんって、そんな庶民にも知れ渡ってるものなのか。
 それに、若い娘さんに、尼御台の人生ってシンデレラストーリーみたいに憧れです!って言われて。

 かつて、あんたは坂東中の女の憧れの立場になるのよ、って亀の前だっけ、頼朝の浮気相手にはっぱかけられてたのを思い出すよねー。
 まあ、そこはそんな庶民に気軽に愛されてるキャラとか都合よくやってんな~と思ったけど、政子が進みだす力として、こういうのも必要だったのねと思う。

 そして政子は、尼将軍と呼んでもらいましょうか、と、鎌倉の頂点に立つ。従三位、って前に高い位もらってるのも効いてるのね。小四郎より上なのだ。

 

鎌倉は俺のモノってくるってる小四郎くん。辛い;;


 小四郎君は今回も真っ暗ダークサイドで。実衣と別に仲悪かったとかなく、家族仲良しだったのにさ~。殺せってあんなざっくり言うか~。
 のえさんが、自分との息子を跡継ぎに、って言うと怒る。のえさんもまあそこは必死なのかなとは思うけど。でもさ~。八重やひなちゃんを悪く言うのはあかんよ……。八重たちのこと大事に思う気持ち、小四郎にはあるんだねと思うけど、でも、それでもあのキレる感じはすごい怖い。嫌だ~~~。
 太郎とも対立。でも太郎のことは認めていて、父を超えてゆけという想いがあるんだろう。あるんだろうけど、でもさー。
 ほんと小四郎怖い。辛い。


 ラスト。尼将軍になった政子は、実衣を助けた。真っ先にやっておきたいことがあるといったのは、実衣を助けることだったの~~~。おんべれぶんびんばー、じゃなくておんたらくーそわかー。それも間違いらしいけどなんかもうほんと;;
 北条家のみんなが仲良く元気にと唱える呪文;; 
 それは間違っていて、でも思いは繋がっていて。実衣を救うことができた。抱き合う姉妹。泣くわこんなの;;
 見ている私も、随分長く北条家のみなさんと共に生きてきた気持ち。とうとう二人だけになっちゃったって。
 いや小四郎は? でも小四郎自ら、家族である絆をぶった切ってるからなあ。泣くわ;;

 

 あと二回、かーっ。

 小栗旬さんや山本耕史さんもトーク番組でて、最終回凄いよってますます盛り上げて煽ってきています。トークで撮影現場裏話聞くとすごい楽しい。坂口さんは笑い上戸だから笑っちゃってタイヘンとか、市原さんと山本さんの筋肉トレーニングトーク延々してたとか。現場でみんな楽しんでらしたのね~ってにこにこしちゃうけど。

 あ~も~。上皇様んとこも不穏不穏。こわいこわい。楽しみですっ;;