水曜日だけど今日はお芝居を見に行きました。
NODA・MAP 第23回公演「Q」 作、演出:野田秀樹 音楽:QUEEN
音楽はクイーン。舞台は源平合戦。ベースは「ロミオとジュリエット」。歌舞伎風味もあり? 幾重にも重なってくるストーリー、時間。凄い。
ロミオとジュリエットの悲劇の、後、があったとしたら。という事で、二人はひそかに生きていた、そして、って感じ。
運命を変えられるのか。運命は、一つじゃない、のか。
相変わらずの目まぐるしい場面転換。だけど一枚の布や一つの壁で世界が変わっていくのが鮮やか。美しい。舞台そのものは一つなのに世界が次々現れてくる。
結構笑ったし、ぐっとくる切なさも悲劇も、たっぷりで。引き込まれて掴まれて揺さぶられて、カーテンコールでは滂沱の涙。凄い。面白かったー。
14時開演、で、途中休憩はいって終演は17時予定だった。たっぷり満喫した~。
豪華キャストだった。松たか子、上川隆也の大人組は上手いのは当然ですよね、って見たし、広瀬すず、志尊淳の若い、きれいかわいい、もとってもとってもよかった。うまいのはもちろん、すごく身軽~身体能力~~って思ったし。役者さんてほんと凄い。
竹中直人が、なんだかほんとうにげっそり頬がこけてるような感じで、な、なに?役作り?マジか、とびっくりした。まあ、席は遠目だったので間近に見たわけではないのだけれど。
生身の舞台のエネルギーを受けて、ほんっと感動してしまった。
そしてやっぱり最後に野田秀樹が一人出て、お辞儀するの見て涙がまたどっと出てしまう。あのパワー。凄すぎる。野田秀樹の頭の中はどうなってんだ。どうしてこんな話、世界が作り上げられるんだ。。。凄い。見に行けて本当によかった。ありがとう。
友達とひとしきり涙をぬぐったあと、ご飯とお喋りしました。
いい一日だった。しあわせ。