関東も梅雨明けになったのかな。
朝散歩の時にはまだ雲多めな空模様でしたが、その後すっかり晴れた本日でした。
ちょっと頑張ってのお出かけ散歩、神奈川近代文学館の「本の芸術家 武井武雄展」に行ってきました。
正直言って私は武井武雄という人を知らないまま行ったのです。大正から昭和へと、まさに本の芸術家として、ものすごく凝った本を作り出していったのだなあと感心。
最初は児童書の表紙などずらずらとあり。あ~なんかこういうのあったような気がする~という。お客さんでいらしてた年上のマダムたちは昔うちにあったわみたいに言ってる人もいたけれど、私は多分実際には知らないところ。でもなんかあった気がする~という。レトロモダンでステキって感じ?
そして、なんかこう、メンバー集めて物凄い印刷や素材に凝りまくった本を出す会をやってたらしい。螺鈿細工の絵の本とか、パピルス紙作る所から初めて数年がかりで作ったとか、布とかなんかもう、それ印刷できる???とよくわからない本づくりをしていたようです。本を愛する贅沢の会なんだな~~~。メンバーに入れなくて、その下の我慢会員とかなんかもあったとか。本フェチの会なのか。すごい。でもほんと、これ持ってたらずっと眺めちゃうだろうなあっていう不思議可愛い綺麗で変な本がいっぱいでした。
豆本とかちょっと小さい本を可憐本といってたり、も~かわいい。そういう大事な本をしまう箱も作られていたとかいう贅沢。その本箱もすごいステキ可愛いだった。
私は本が好きでわりとよく本を読む方の人間だと思う。けれど、正直本そのものを愛する人間ではなくて、読めれば満足。なので、造本を愛でる趣味はあまりない。本が好きといってもそっち方面とは縁遠くて。あーでも昔、京極夏彦のめっちゃ豪華版なやつとか買ったりしてたなあ。まああれはその小説が好きで買ってしまったので。んー。
今は何度も引っ越しする身になったので、本もあまり持たないように心がけている。でも持ってるけど。思い切って処分、と思ってる。出来てないけど。
そんな私でも本、いいねえ~って感動して眺めてきました。フラッといってしまったけれどとても楽しみました。見逃さなくてよかった。
常設の神奈川ゆかりの昭和な文豪の展示も堪能しました。太宰とか三島とかから、島田雅彦あたりもあった。やはり直筆の原稿見られるのもえる~。好きです。
そして疲れた。朝散歩もしたし、文学館へたどり着くまでもだいぶ歩いたし。
喫茶コーナーだったところが、お寿司屋さん? お寿司+カフェ? になっていたので、ともかく休むことにしました。
冷たくて美味しいもので生き返る。
行ったからには帰るので、またたくさん歩きました。ポケGO頑張りました。
本日は二万歩越えなのでした。歩いた~。
今夜もよく眠れますように。
cheerio~☆