蛙の目借時

なんとなくなんでもなく

ごきげんよう

今日見た映画「君たちはどう生きるか」

 せっかくなので初日、初回を予約していきました。ポイント使ったの~♪

 ネタバレってほどではないつもりだけど少しは中身に関すること書きます。

【今日見た映画に3行コメント】

アオサギなのね。

君たちはどう生きるか

・このご時世映画情報を、本当にこのポスター一枚以外なしで新作公開。そんなの滅多に経験できないよなあと思って、何がなんだかわからないまま見に行きました。どういう映画なんだ、と、さぐりながら見ていくの良かったです。

・監督、脚本原作 宮﨑駿 という、まさにそうだから宣伝ゼロやってみるかっていう、ねー。なるほどでした。そうか。そうか。と思いながら見たけど、たぶんわかったってわけじゃないんだろうなワタシ。宮﨑駿はこう生きたぞ、ということか。

・鳥、たくさん出てきます。可愛いのもこわいのも。美少年いました。きれいな人も。おばあちゃんたちも。これまでの宮﨑作品の感じをいろいろ思ったり。監督、さすがに本当に引退しよって思ったのかな。そっかーと思いました。

 

 ハリソン・フォードが80すぎで、インディ・ジョーンズを終わりにしたのを思います。宮﨑駿も80すぎなのね? こういう風に終わりを飾る功績を積み上げてきた人がいて、それを見ることができて。あ~私も長年生きてるって気がするなあ。面白い。

 ハリソンはまだ引退宣言してないわけです。元気な老人は元気に老害ではなくお茶目に活躍してみせてくれるといいなあ。

 

 

 ところで。

オッペンハイマーのロンドンプレミア。

 今、夏の大作のド派手プロモーションツアーの数々が日々私のツイッタのTLを彩ってくれています。ミッションインポッシブルやバービーはもっと前からやってたけど「オッペンハイマー」もついに;; 今までも記事やグラビアあったけど、ついにパリとロンドンプレミアでステキ写真やインタビューや動画見てました。

 しかし、しばらく前から脚本家ストライキが続いていて、さらに昨日? 今朝くらい? から、俳優協会もストライキをすることにしたようです。

 あんまり私はちゃんと記事を読めてないしぼんやりしかわかりません。でも、AI使うとか、映画やドラマのスタイルが配信という大きな変化によってなんかいろいろあるらしい、で。資本側と雇用側での契約のすりあわせがちゃんと出来てないのかな。

 オッペンハイマーはプレミア上映前のレッドカーペットはやってたみたいだけど、実際上映の時にはキャストたちはいなかったらしい。ストの時間なのでって。そんな風に、今まさに最大のプロモ中でも、パキッと切っていくものなのかと、驚いた。

 ストライキってそうなんだよなあ。自分たちの権利のための戦いで、今目の前のことのためでなく、未来のために今勝ち取って行かねばという、行動。せっかくの今、ファンのためにっていう気持ちはみんなにあるのは間違いないけれど、ストライキをやるしかないってなったらやるのね。

 

 自分たちには権利がある。それを守る。勝ち取る。自分のために未来のために。それが未来のみんなの幸せに繋がるはずという信念かなあ。

 誰かの不幸の上の快楽なんて、喜べない。

 この頃はほんとに、できれば楽しい現場で作られた作品であってくれと、願ってる。安心してフィクションを楽しみたい。誰もが安心していられますように。

 映画の話だけじゃなくて、社会問題とかヘイトの醜さとか、ほんと、辛いこといっぱいなの辛い。安心して生きたいよね。深呼吸。立ち止まりながらでも生きよう。

 cheerio~☆