今日見た映画「パワー・オブ・ザ・ドッグ」

　映画館でやってたようなんだけど私は見に行けなくて。Netflixで見ました。

【今日見た映画に3行コメント】

f:id:itiharu:20211216202806j:plain — 渋い。

「パワー・オブ・ザ・ドッグ」

・1920年代のカウボーイたち。牧場経営する尊大な兄と気弱そうな弟。弟の結婚によって家の中の関係が変わっていく。てことで、家族の物語のようなんだけど、結局尊大な兄、男臭い男であるフィルの物語。

・主演、ベネディクト・カンバーバッチ。嫌な奴であるところから、実は内面に秘めている何かがあるとか脆いとか、人間て複雑ですよねと伝わってくる。この作品もベネたんもすでにいろいろ賞をとってるみたい。なるほど～です。

・静かな映画で渋くて、うちでゴロゴロ見てると前半嫌なやつーとかむむーとか退屈に思うけど、後半はぐっと引き込まれました。フィルをねっとり映し出すカメラ、えろくてすきでした。

　弟が結婚した未亡人ローズの息子くん、ピーターを演じてる子が、印象的だと思ってて、あとで見たら、以前「スロウ・ウエスト」という映画の時にもこの子がすごい印象的だ見たい見たいって思ってた子だった。コディ・スミット＝マクフィー。オーストラリア出身。まだ20代なのですね。子役からやってる子らしい。これからも無事に育ってまたいい作品で出会いたいよ。