リバイバル上映ありがとう～。特別価格、1000円、ありがとう～！
【今日見た映画に３行コメント】
「映画配給会社キノフィルムズが発足10周年、映画館キノシネマが3周年を迎えるにあたり」とのことで、リバイバル上映作品投票してね、みたいな企画をやってました。で、選ばれた四作品のうちの一つ、見に行きました。
「偽りなき者」
・2012年の作品。日本公開は2013年だったのかな。マッツ・ミケルセンはこれでカンヌで男優賞受賞してます。納得。ほんとすごいよかった。作品そのもののアカデミーノミネートとかもあり。先日の「アナザーラウンド」のトマス・ヴィンターベア監督作品。円盤買って持ってるんですが、なんかこわくて、見てなかったんだよね。映画館で見られてしあわせです。これは、楽しさは、全然なかった……。
・失業の後、幼稚園の先生してるルーカスは離婚して息子とも離れててちょっと寂しい 男って友達にも見られてて、実際寂しい日々ながらも、小さな町でわいわいやる男同士のつきあいもしてて、ごく普通に暮らしていた。親友の娘の幼稚園児、クララに好かれるあまりクララがついたちょっとした嘘で大人たちが振り回されるまでは。
・そのちょっとした「嘘」が、性的虐待を疑われるものだったので、周囲の拒絶反応が壮絶なことになり。で……。観客である私には何があったかわかるのだけど、あの小さな村社会で、ああいうことになるのは、そうかもって思うし、それにしても酷いし、ルーカスは無実なのにあああああああああああ……。はー。人間こわい。わからない。秋の北欧の森はうつくしかったです。
今日はまた陽ざしが眩しく、残暑がっつり、真夏日ですね。
けれど蒸し暑さとは違って、湿気少なめで、真夏ではない気配。この数日、また金木犀の香りがしています。秋です。
