朝ドラの「なつぞら」 見てます。
今回は朝ドラ100作品目だとかなんとか? いろいろ前宣伝がすごかった気がする。あんまりちゃんと見てないけど。
てゆーか、もうあんまり朝ドラに期待とかするもんじゃないな、という気持ちで見ている。「カーネーション」だとか「あまちゃん」に夢中になりすぎたのがよくなかった。
とまあそんなこんなでゆったり気分で見ています。
OPがアニメだな~とか、子役ちゃん時代が二週間あるのね、とか。
でも今作は今のところ、話がちゃんとうまく作られているなあという感じがして、面白く見ています。すごい。
ちびっこなつちゃんは一生懸命で、あざといくらいにかわいそうな子を演じている演技の子役なんだなあとか。戦災孤児、という、すっごい重いところを、アニメを交えながら、ごまかさないなりにソフトに描いているんだなあとか。
親を亡くした孤児が、子供が、子供らしくなんていられないということを容赦なく、けれど優しく描いてる。なつがここで生きていくという、居場所づくりの物語。
なつには、なつがなつであることをきちんと見ていてくれるじーさんがいる。
草刈正雄演じるじーさんが、名言連発の、真田の武将の、開拓民の、厳しさとまっとうさと、甘いもの好きとか、働けばちゃんと認めるとかのフェアさとか、ほんっと理想的じーさんなんだよね~。渋い可愛いかっこいいですし!
厳しくぶっきらぼうで、でも、なつがここで生きていくなら、何よりも力になってくれるじーさん。
なつが生きてくだけじゃなくて、友達にまで、手を差し伸べるじーさん。
今日で、二週間。来週からは広瀬すずになるね~。
なつがやってきて、わがままいっちゃうお嬢ちゃんであるところのゆみこちゃんもとてもよかった。長男くんもよかった。子供は子供なりにいろんなこと考えてるし、主張もあるし、けど子供は子供だし、という感じ。
親も親で戸惑っちゃうとか。
最初の始まりがぽんっといきなりな感じがしたのだけれども、後からいろいろわかってくるとか、赤の他人だけど話して泣いてわかることもできたり、できなかったり。べったりした関係じゃなくて、ひとりひとりでいる、ひとりひとり、だけど、一緒に暮らして生きていく仲間になる感じだったなあ。
北海道は厳しい土地で、生きていくのは簡単じゃなくて。酪農はすごく大変だけど牛さんは可愛いしバター美味しい。
ゆみこちゃんが、牛の世話なんてヤダ、って感じもすごくいいし、なつが、ここで働かなくちゃっていう悲壮感ばかりじゃなくて、わ~牛さん~って可愛くワクワク思ってるのも、両方本当なのもいい。
この二週間は子役時代が長いなあって退屈を感じることなく、本当にうまく話をもっていってるんだなあってとっても面白かったです。
婿養子にきた藤木直人とか、松嶋菜々子のふーじこちゃんなら、そりゃ~惚れちゃうんだろうな~とか、勝手に背景妄想できるキャスティングや含みもよかった^^
可愛いね~。
広瀬すずになって、若手イケメンたちがまたぞろぞろ出てくるのであろうこれからもすごく楽しみ^^