蛙の目借時

なんとなくなんでもなく

ごきげんよう

雨のち曇りの花写真日記。「ノーカントリー」のこと。

 週末はたっぷりの雨でした。気分も落ちまくり。

 でも雨に濡れているお花写真撮ったのは良かった。

雨だったねえ。通りすがりの花壇です。
寒いし、チューリップは閉じていました。

白いお花はしずくが重くてもう駄目ですみたいな感じだった。

 

色鮮やか。

 雨に濡れていると花の色がしっとりくっきりしているようでした。寒いのはヤダけど、本当はまだひんやりくらいの気温が妥当なのかなあ。そろそろ三月も終りが近いけれど。

 

 今日は雨はやんで、予報によると晴れそうだったのに、結局曇りがちでした。気温もひんやりめだったと思う。ちょっとご近所散歩で、桜の様子を見てきました。

曇り。
まだ満開手前だったかな。雨にも耐えたようでした。

きれい。

 

青空の中で撮りたかったなあ。

 

椿、だよね? いたみつつも色鮮やか。

 

公園アニマル? アニマルかな? とりあえず目があった。

 

 今日もそこそこに歩いて良かったです。

 

 ところで昨日読み終わった本。

血と暴力~~~。

 『血と暴力の国』コーマック・マッカーシー

 この文庫本は2007年刊。扶桑社。映画「ノーカントリー」の原作なんですね。今頃読んでみたのは、早川から復刊? リニューアル? で、「ノー・カントリー・フォー・オールド・メン」という原題で出るって宣伝を見たからです。新しいの買えよって感じですがまあ(^^; 復刊には佐藤究さんの解説がつくらしい、で、興味をそそられました。『テスカトリポカ』がすごい刺さったので、あーそっかーと思いまして。

 読んでよかった。面白かったです。

 そして今日、映画も見て見ました。ノーカントリーNetflixにあったので。便利だわ。

話題作だったのは知ってた。

 アカデミー賞とかとってて、ハビエル・バルデム? を私が認識したのはこれかな。見てみて納得。原作の味わいたっぷり。キャスティングに納得。面白かったです。すごい。両方好きな作品でした。

 訳者あとがきを読むと、なんかいろいろ不備? わかんないこととかあったっぽいのが復刊では直ってるのかな。

 メキシコ国境近く、麻薬取引でもめたらしい男たちの死体。残されていた現金をたまたま手にしてしまった男。それを追う殺人者。事件を追う保安官。クライムノベルで、物凄く文学的だった。映画も文学的だった。

 

 ハビエル・バルデムインパクトあるよねえ。ダニクレボンドの「スカイフォール」での悪役だった時にもすごいインパクトだった。

 トミー・リー・ジョーンズって、ついCMの宇宙人シリーズ連想しちゃうけど、当たり前だけどすごい渋い、でも平凡そうな、一流の俳優なんだよなあ。

 映画、コーエン兄弟製作のスリラーってことらしい。スリラー? まあそっか。こわい、です。面白かったです。血と暴力で癒される必要があるんだよ。

 

 明日は晴れるかな。

 cheerio~☆