蛙の目借時

なんとなくなんでもなく

ごきげんよう

「ハマスホイとデンマーク絵画」を見に行った日

 今日は冷えたねー。北風がひえっひえで、でも晴れてて、凍えながらお出かけしました。

 上野へ。東京都美術館でやっている「ハマスホイとデンマーク絵画」を見に。

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冬晴れ。

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入り口は地下なのねー。さまよって矢印に従う。

 ところで、ハンマースホイっていってなかったけ。日本語カタカナ表記はハマスホイってことになったの? いつの間に。いやまあそもそもそんなによく知らないのでわからないしどっちでもいいけど。Vilhelm Hammershøi デンマーク語わかりませんし……。

 

 で。デンマーク絵画の黄金期、が、19世紀後半ってことかな。いろんな作家さんの絵をまず見まして。スケーイン派とか。海、漁師、ね。力強い。

 日常とか、風景、肖像画デンマークは山のない国なんだっけ、と思ったり。海が近い感じ。そうかー島国かーと思ったり。デンマーク好き、とぼんやり思ってるけど地理とか知らんわー。展示の中で、この絵はここ、と地図のパネルがあって有難い。

 デンマークの景色、いくつか見たことあるデンマーク映画を思い出してみたり。

 百年以上前の世界だけれども、やっぱり今とつながっているし、コペンハーゲンの街は当時の建物が今もあって、そんな紹介ビデオがあってそれもとてもよかった。

 絵の中の世界が今もあると感じられるの、素敵。まあでもどっちも知らない世界なわけですが。

 

 ハマスホイの絵の色合いは独特にほの暗く、優しかった。扉や窓が開かれているのもすごくひかれた。固いはずの家具やドアの輪郭も優しかった。歳月を経ているもののまろみみたいなのがあるんだなあ、って感じられる。

 後ろ姿や横顔の人物の寡黙さ、静謐さもすてきだった。絵の中にあるパンチボウル、ロイヤルコペンハーゲンなのね、その実物が一緒に展示されていて感動。窓からの光がほんとうにひかりだった。好き。

 たっぷり堪能しました。

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出口の所の撮影スポット。ここでの窓からのひかり眩しく。絵の中から現実にかえる。

 グッズ売り場も充実してた! 図録はもちろんずっしり素敵だったけど重いし。買わず。いくつかポストカード買いました。

 オリジナルグッズがどれもすごくよくって、物欲刺激されまくり。ちゃんとあの淡くグレイッシュな優しい綺麗な色のものがたくさん。欲しい。けどまてダメ。で、それでも買ってしまったわ~。 

 マッツを好きになってからのデンマークも好き、なので、デンマークのってなるとなんでも良きものだ、と、なる、ファン心理。入り口はどうあれ、素敵なものを知って好きになれるのは嬉しいな。

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クッキーだとかも、ね~。

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タオルハンカチ。ドアの刺繍! 他にもあと2種類くらいあったけど、やっぱドアにしました。可愛くて実用的だなんて素晴らしい^^

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美術館の中から。椅子、窓、とさっきみた絵画のつもりで写真撮ってみた。

 外はさっむーい、と思いつつもポケGO。相棒と散歩。

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眩しいぜ!

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寒桜が咲いていました。なんとなく嬉しい。

 寒い。冷える。てことでのんびりする気持ちにはなれず、早く帰る。

 で、今日のおやつ。

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自分お土産に買って帰ったチョコレートケーキをさっそく、いただきまーす^^

 寒さに負けずお出かけしてよかった。美味しいおやつもゲット。いい一日でした^^