蛙の目借時

なんとなくなんでもなく

ごきげんよう

立つこと、戦うこと

 今朝ツイッターを眺めていて、最初に知ったのはこのツイートでした。

 

 

"Fight for the things you care about, but do it in a way that will lead others to join you." 」

自動翻訳見ると「あなたが気にかけていることのために戦いなさい。しかし、他の人があなたに加わるように導く方法でそれをしなさい。」 と。

 ろばーとだうにーjrがツイートしてる。それからニュースや他の多くのツイートも流れていました。

 

 

 

 

  

 私は以前映画で見た「ビリーブ 未来への大逆転」くらいしか、ルース・ベイダー・ギンズバーグ判事のことは知りません。アミハマちゃんが出てるんだ~くらいの軽い気分で見たんだけど。フェシリティ・ジョーンズ主演のこの映画は、若い日の判事のことで、多分映画的にふんわりきれいな脚色になっているんだろうなあとは思うものの、何も知らなかった自分にはとっつきやすくてありがたかったです。

 

 その後ちゃんと判事のことを知るように、すればよかったけどしてなくて、なんとなく、ざっくりした感じしか知らないままです。が。訃報を知って自分で意外なほどに涙ぐみました。涙もろいお年頃のせいなのか。でもこの夏、夏の終り、訃報が、本当に、辛い。

 

 時々、人類の中に超人的に素晴らしい人が現れて、人間の可能性、よりよくあるための方向を見せてくれるんだなと思う。神様が人類のポテンシャルがこんなにあるよーと示しているみたい。いや勿論当然、ご本人の才能努力たぶんとてつもなくいろんな積み重ねで残される業績であり魅力なんだと思う。

 あんまりちゃんと知らない私なりに、ルース・ベイダー・ギンズバーグという人はそんな超人的パワーがある人だったのだと思う。ワタシとは何一つ全く関係ない人だけれど。ご冥福を祈ります。そして感謝を。とてもうつくしい人。

 

 訃報が身に沁みるって、自分の年もかなりいって、名前を知ってて活躍してることを知ってる人が増えていて、年齢いってて、ということなんだな。これからもっと、身に沁みる訃報を聞くことになるんだろう。死に親しむ日々になるんだろう。というか自分もほんといつどうなることやら。もう今死んだところで夭折と惜しまれるには程遠い年齢だわ。

 これといって何もない、何もできない日々で、それはもうそれでよくて。でも自分なりによりよくありたいし、よりよい世界になるためにということを考える。なるべくみんなしあわせだったらいいな。未来と希望。こっぱずかしいような陳腐な言葉、だけど、それでも自分なりに真面目に、考える。未来と希望を。