「あなたがたの心はとても邪悪です」と牧師の瞳も素敵な五月 穂村弘『シンジケート』
五月は一番すきな時です。新緑の季節よ。
ゴールデンウィークといっても、例年別に旅行だとかしているわけではないのだけれども、それにしてもお外でごはんも映画にもちょっとぶらぶらウィンドウショッピングにも、行けないの。やれやれ……。
せめてもの。ご近所散歩で、このごろ撮った花写真など。
三月のおわりから四月は桜のつぼみから花、葉桜と、上を見て写真撮ることが多かったな。このところは下を見ている。公園や、人様の花壇に、いろんな色鮮やかな花がいっぱいです。新緑も最高。きれいだなあ。お散歩中は眩しくてサングラスしてるけどね、それでも色とりどりで楽しい。
花は咲き、季節は移ろい、けれど今、にんげんの社会は止まってる。止められている。疫病も自然の営み、かなあ。そうだけど。やっぱ人間死にたくはないわけで。人間も生物なわけで。命あっての物種。うーん。あーあ~。なーんかヤダな~。
ステイホームで困窮する、辛い、ことを、社会はケアしてほしいし政治よマジなんとかちゃんとして、と思ってる。今こんな事態にあることは、世界中が戸惑い混乱し前例のないことばかりで誰も正解がわからない状態なのはわかる。それでも、社会の代表の人々よ。専門家の人々よ。人類の英知よ。期待してるよ頼むよほんと。一個人であるわたくしとしては、手を洗い、人がいるところではマスクをして、自分の健康維持に努めます。憂鬱なうつくしい五月がすぎて、疫病の収束のニュースがきけますように。