四月が終わる。緊急事態宣言中で映画を見に行くことができなかった。
でもテレビや配信で見たものいくつか、メモ。*ネタバレかも。
「ハンガー」(2008年)
1981年、北アイルランドの刑務所で、ハンガーストライキしたボビー・サンズをモデルにした作品。といってもすごく主人公してるでもなく。こういう事件があったのか、と眺めました。ちょっと映像詩的な感じがした。
*** *** ***
「スケアクロウ」(1973年)
BSプレミアムでやってたので見てみた。ジーン・ハックマンとアル・パチーノ。不完全な二人の男のロードムービー。なんとなく見たけど、二人の姿にぐぐっときて、見てよかったと心から思えたよ。
*** *** ***
「オーマイゴッド~神への訴状~」(2012年)
無神論者のおじさんが神とは、と結果的に考え抜いて見出す、みたいな。基本コメディなんだけど、テーマは、神様と自分ってことなんだよねえ。いろいろと無茶。ゴージャスな歌やダンスは最初の方にあり。何よりゴージャスな神様クリシュナがステキで惚れる~。好き~。楽しかったです。
*** *** ***
「誰も知らない」(2004年)
これもBSプレミアムでやってたので。ちゃんと全部見たことなかった。わかりやすい悪人がいるでもないのに、ひっそりと地獄。いや、悪い大人がたくさんいるのに、ふんわり優しいのが辛くて怖い。無理だよ。もう無理だよ、無理っていっていいんだよって、画面の中に話しかけたかった。
*** *** ***
「タイラー・レイク ー命の奪還ー」(2020年)
クリヘムがかっこいい! すっごいアクションがいっぱい!!! で、ステキ~!
麻薬王の息子が別の麻薬王にさらわれて、その子を取り戻すべく頑張る傭兵チーム。お話は定番でわかりやすい。とにかくアクションかっこいいのでそれだけでも大満足ですが、人物背景なんかも想像ふくらむ余白があって楽しみました。
*** *** ***
「ゴッドファーザー」(1972年)
BSプレミアム。2も3もやるみたいで頑張って見よう。「スケアクロウ」で私、アル・パチーノに目覚めてしまったかもしれないと思って、ついに「ゴッドファーザー」を見る時がきたか。と、のせられてみました。長いし~。なんか寝ちゃう~という印象があったのだけれども、今回はすごく面白く見ました。かっこいい。めっちゃめちゃかっこいい。ううわ~かっこいいいい~~~~。やっぱ私はアル・パチーノに目覚めたかもしれない。すごい。かわいこちゃんからお色気スーツのドンに成長していくマイケルにめろめろになりました。すてきだ。。。
この後あらゆるマフィア映画がこの真似してったって感じなのかなあ。すごいわ。好きになってしまう。こわい。描き方かっこよすぎか。今になって出会ってよかったです。
*** *** ***
次はドラマ。
「フロイト -若き天才と殺人鬼ー」(2020年)
まだ研修医なのか? ってくらいの若きフロイトくんが、殺人事件に巻き込まれ。ってミステリかと思ってみたのだけれども、まあまあオカルトより? オカルトというか。催眠術が超便利超能力みたいだったり、なんか国家闘争みたいなのが背後にあるとか。霊媒師の女性に振り回されるばかりのフロイトくんであった。ドイツ語、ハンガリー語? こう、英語じゃなくてうっとりしました。わからないことば聞くの好き。ナイスハゲもいるし、舞台、映像の素敵さはすっごいので見て損はない。
*** *** ***
「ニュー・ブラッド 新米捜査官の事件ファイル」(2016年)
なりゆきで一緒に事件捜査するようになった二人組。イマドキだな~って感じ。キャラづくりはなんか漫画みたいで楽しめました。7話で事件三つくらいだったかな。ドタバタするけどスマートさもあって、あんまストレスなく見られる。けど、キャラ造形の背景の余白もステキそうで、これはS2狙いなのでは、って終わったけど、その後まだ作られてはいないみたい。どーなのかな~。またあれば見たいです。
*** *** ***
なんか他にもあったかな。けどまあざっくりと。
でもなー。映画館に行って映画見たいな……。一応5/6までが緊急事態宣言だけど延長にきっとなるだろうなあ。仕方ない。仕方ないけど。映画館で映画みたいな……。