蛙の目借時

なんとなくなんでもなく

ごきげんよう

6時間のお出かけ、本など

 今日は雨降りの朝でした。とはいえ、ふったりやんだり。今、降ってないね? と思ってゴミ捨てに出たら、バラバラバラと降られてしまいました。あと、5分待ってくれれば。。。かみさま。。。

 まあ、すぐなのでひどく濡れたわけではない。こんな時、悪魔に、あるいは神様に試されているのだ、と思えるのは「アダムズ・アップル」のおかげです。大丈夫。

 そして部屋に戻ったらわりとすぐに薄日がさしたりしましたね。この、数分の違いによるちょっとしたなんとなくのモヤモヤ感。。。かみさま。。。;;

 

 さて今日は給水設備点検だかお掃除だかで、断水になるとお知らせがありました。水が出ないって、トイレがなーとか、なんか何にもできないよなーと思って外出することにしました。

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スタバ、久しぶり。クリスマス的気分。

 スタバでカフェミスト。トールサイズ。のんびり本を読んだ。

 ランチにはチキンカツカレーをがっつりいただきました。

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辛さはマイルドで。お腹いっぱーい^^美味しかった

 腹いっぱいすぎる。。。と、ぶらぶら本屋で見てるうちに、一冊買ってしまった。

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レクター博士」に釣られやすいワタシ。

 『鳥肉以上、鳥学未満。』 奥付を見ると今年の二月刊行の本。新刊でわけではないのに手前の島に平積みで、なんとなくこの著者の本を多分読んだことある、面白かったような気がする、と手にとってみて、帯の裏の「レクター博士」の単語に釣られてしまう。まんまと。ホイホイと。鳥、食べるの好きですし。さっきもチキンカツカレー食べたばかりだわ。

 これは、クリスマス間近な今、日本ではチキンですよねー。という企画コーナーだったのだろうか。そういうコーナーって並べられた本たちって感じでもなかった気がするけれど。本屋さんの展開に釣られたのかしら。それもまたよし。本屋さんありがとう。

 ちらっと読み始めましたがやはり面白そうです。

 

 帰りは途中で電車降りて、晩ごはんにコロッケ買ったりして、二駅分ほどてくてく歩いて帰りました。暗くなるの早くてもう切ないねえ。断水、終わっていました。

 

 で。今日読み終わった本。

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『ゲイ・カルチャーの未来へ』田亀源五郎

 インタビュー語り下しの本。わかりやすくてさらっと読めました。

 田亀先生の漫画はいくつか読んでる。えろいやつとってもえろくてハアハアしちゃうよ(*ノωノ) 若い頃はほっそり耽美系が好みだったけれども、私は今は胸毛もステキ、筋肉~好き~ベア系だって可愛い~って好きの範囲がばーんと広がってます(*ノωノ)

 Twitterもフォローさせてもらってます。面白い。

 

 一般誌で連載!? と話題になり、のちにNHKでドラマ化もされた『弟の夫』の話から、田亀先生の半生とか、そこで知っていったゲイ・カルチャーとか、この頃のゲイ・ムーブとか、日本でのゲイ・カルチャーは、とか。

 「ゲイ・マリッジ」と「マリッジ・イクオリティ」という言葉の違い、そういう変化に気づいたという、最初の話がまずよかった。読んで私は、あーそうだ。同性婚、というものを特別に配慮して作ってくださいじゃなくて、結婚の平等を求めるっていうことなんだなって、腑に落ちた。

 「権利の平等というあくまで人権の問題なんだということですね」(p12)

 日本で、人権っていうのがなんとなく未だに借りものの思考、言葉、という感じがある。すごくある。近代国家になることに大急ぎで、言葉も思想もガンガン輸入した国だよなあと思う。それはそれで本当に急務だったと思うし、大急ぎで近代国家に化けた日本の必死さっていうのはすごく凄いと思う。

 けど、いろんなほころびというか、結局根付いてる感じはしないなあ、と、思う。権利。人権。平等。

 でもまあなー。世界中で今保守化しまくって感じはあるし右傾化っていうか、うーん。んーーー。無理、書ききれない。

 

 で、まあ、そんなこんな。田亀源五郎先生、つよい。とか、日本とは。とかもちょっと考えたりして、読んでみてよかった。面白かったです。

 フィクションはフィクションとして勿論楽しみたい。現実世界の現実問題はちゃんと考えたい。

 人は平等。それが当たり前でとおる社会を。社会をよりよくしたいという思いは、持っている。私はほんとうに特になんの力もなく平々凡々ちっぽけな個人だけど、なるべくいろいろ知って考えてなるべく、良い社会目指すっていう思いは持つ。

 良い、っていうのは窮屈さが減るっていうことだと思う。自由な方がいいって私は思う。助け合えたらいいし、親切できるといい。一番には自分を大事にしながらできる範囲で、って、非常にヨワヨワしく、思う。未来が、明るいといいなあ。

 まとまりはなく以上です。